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PDF を単純白黒で印刷する

私はモノクロのレーザープリンタしか持っていないのだが、薄い色で書かれた PDF を印刷すると読めないことがある。無料の Acrobat Reader にはグレースケールで印刷する機能しかないらしいので、PDFを画像ファイルに変換してから画像編集ソフトで「しきい値」を調整する、という方法で対処している。

具体的には、
PDF-XChange Viewer という無料ソフトで PDF を開き、TIFF ファイルでエクスポート (ファイル > エクスポート > イメージへエクスポート)。

そのファイルを画像編集ソフト (私はスキャナ付属のソフト ArfSoft PhotoStudio を使用) で開き、「しきい値」を適当に調整し、白黒でも内容が読めるようにする (ArfSoft PhotoStudio の場合は 効果 > アート > しきい値 の順に選択し、しきい値のレベル を 240 くらいに設定)。プレビューを見たり、試し印刷が必要。

必要に応じて、白黒にした TIFF ファイルを別名で保存。

お手軽版ながら結構便利です。



携帯電話(ガラケー)でGメールを利用する [PC関係]

2016年10月8日追記

以前、この記事を書いたのだが、 Gmail の仕様が変わったのか 2016年10月8日時点では少なくとも私の携帯からは Gmail にアクセスできなくなってしまった。有料ながら別の方法があるようなので、それこちらで紹介。以下は古い内容。

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私自身はGメールを使っていないのだが、あまり技術に詳しくない人から質問され(その人はPCでGメールを使っている)、私も方法を知らなかったので、実際に試した手順を書いておくことにする。

結論から言うと、以下をすればよいらしい。

  1. Gメールのアカウント設定で「予備の電話番号」として自分の携帯電話番号を登録する。
  2. 同じくアカウント設定で「2 段階認証プロセス」を有効にする(携帯電話のメールアドレスを登録する)。すると、その携帯メールに「確認コード」(6桁の数字)が送られてくる。
  3. 携帯で http://gmail.com/ にアクセスし、確認コードを入力すると、以後 http://gmail.com/ にアクセスするだけでGメールを利用できるようになる。


「すればよいらしい」と書いたのは、私が本来の手順を知らないから。以下は私が実際に行った「正しくない」手順の概略。

Gメールの設定は何もいじらず、構わず携帯から http://gmail.com/ にアクセス。

ID とパスワードを入力して「ログイン」を押すと、「通常と異なる方法でアクセスしているようです・・」と表示され、接続できない。

PCでGメールにアクセスし、アカウント設定で携帯の電話番号を登録。この際、何度かパスワードを変更。

再度携帯から http://gmail.com/ にアクセスすると、何やらメッセージが表示され、やはり接続できない。

思いついてGメールのアカウント設定で2段階認証を有効にする。ここで携帯メールのアドレスを登録。すると確認コードが送られてきたので、その番号をメモし、再度(携帯から) http://gmail.com/ にアクセス。

確認コードを入力したのだが、やはり何やらメッセージが表示され、接続できず。

いったんあきらめ、2時間ほどしてから再度(携帯から) http://gmail.com/ にアクセスすると、何も入力せずにGメールに接続できた。これ以降、http://gmail.com/ にアクセスするだけで、何も入力せずにGメールに接続できている。(ただし、途中で「接続先は安全ではないかもしれません。接続しますか?」のような警告が表示されるが、OKを押して接続する必要はあり。)

なぜ最初に確認コードを入力した際に接続できなかったのか、原因は不明。上記の概略手順はあくまで概略であり、上記以外にも、私は意識せずにいろいろ携帯を操作したため、不正操作として接続を拒否されたのかもしれない。

「正しい手順」で設定すれば携帯から手軽にGメールを利用できるようになるので、試してみる価値はあると思います。

 


上高地 帝国ホテルのランチ [買い物]

これも忘れないうちに。

先日、上高地に家内と旅行に行き、上高地帝国ホテルでランチを食べた。その際の印象。

上高地帝国ホテルというのは、上高地が開かれた当時からの歴史あるホテルとのこと(実際には、既設のホテルを帝国ホテルが買い取ったらしい)。あまりに値段が高い上に大浴場もないので宿泊する気にはならなかったが、ランチくらいなら、と思って行ってみた。

結論から言えば、私達のような「一見さん」を相手にしたファミレスのような場所だった。

私達が利用したのは「山小屋風のカジュアルなレストラン」という、「アルペンローゼ」。昼食時に利用できるのは、他に「あずさ庵」という和食レストランのみ。

皮肉な意味で、たしかに「山小屋風でカジュアル」だった。

建物自体が大きくはないので仕方がないかもしれないが、「山小屋風」で狭い。そのわりに席の数が多い。当然、隣の席との間は狭く、相席に近いような雰囲気になる。幸い、私達の隣は物静かな人だったので気にならなかったが、少し離れた席の声高な会話は嫌でも耳に入る。

テーブルも狭く、喫茶店なみ。白いテーブルクロスなどもない。「カジュアル」といえばカジュアル。

私はビーフカレーを、家内はグラタンを頼んだ。グラタンは時間がかかるだろう、と思ったら、数分で出てきた。しかし、焼き目はついているが、いかにも表面が平らなことと合わせると、冷凍品を温めているだけらしい。グラタンもカレーも、決して味は悪くはない。それなりに良い材料を使っているのだろう。ただ、量産品を流れ作業で給仕しているように思えてしまうのはいただけない。

私には後ろで見えなかったが、家内の席からは厨房の人がウェイトレスに食事を渡す様子が見えたらしい。駅前食堂ならともかく、舞台裏を見せてしまうのは「カジュアル」とは別。客に失礼というものだろう。

狭さのせいなのか、お手軽品を出されるせいなのか、ゆったりと食べていられる雰囲気ではない。さっさと食べ、さっさと出て行くのがエチケット、と思わせられる。

そして料金には、サービス料10%という不思議な金額が追加される。メニューに書いてある料金はあくまでも食事料金であり、「サービス」は別らしい。

繰り返すが、味は悪くはなかった。ただし、「後味」はよくない。ファミレスなみ、またはそれ以下の雰囲気とサービス、ただし値段だけは「帝国ホテル」、では印象が良いはずがない。

とはいえ、私達と同じように感じる客がいても、帝国ホテルとしては一向に困らないだろう。繰り返し帝国ホテルを利用する人はもともと限定されているだろうし、そういう人達には相応のサービスが提供される。その一方、そうしたサービスで確立された「帝国ホテル」という名前に引かれ、たいした金も払わないのに寄ってきて2度とは来ない私達のようなミーハー客が必ずいる。数としてはミーハー客が圧倒的に多いだろう。そうした客を前提とした商売は非常に賢明と言える。

「サービス料」を含め、合計 5,464 円の料金は勉強代と思うことにした。

 


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