日本に対する印象は・・・良い? 悪い? [Economist で知る海外の話題]
これも Economist から。気になる図があったので引用させてもらうことにした。
下記は世界の主な国に対する印象を尋ねたアンケート調査の結果。
一応、英語を説明しておくと・・・
Bad company(タチの悪い友人)
% of respondents* saying whether a country's influence on the world is: (ある国が世界に与える影響は、悪影響と好影響のどちらか)
(濃い色)mainly negative
(主に悪影響を与えている、と答えた人の割合)
(薄い色)mainly positive
(主に好影響を与えている、と答えた人の割合)
Source(出典): Globalscan(イギリスBBCの一部門)
* Average of 20 or 21 countries(20 または 21か国の平均)
上記は2014年8月2日版の Israel and the world/Us and them(イスラエルと世界/我々と彼ら)という特集記事の中に出てくる。記事全体の趣旨は、世界がイスラエルを見る目は厳しくなっており、特に最近のガザ地区での紛争によってそれが顕著になっている、というもの。
イスラエルについての記事なので、上記の図もイスラエルに網掛けがしてあり、「イスラエルは世界に悪影響を与えている」と答えた人が非常に多い、という記事になっている。日本について何か触れているわけではない。
気になるのは、上記の図を見ると、「日本は世界に好影響を与える国」と考える人が回答者の約50%と結構多い一方で、「悪影響を与える国」と考える人も回答者の約30%となっており、少なくないことがわかる。どこぞやの国による日本非難キャンペーンのせい、と言ってしまうのは簡単だが、日本に悪い印象を持っている人が少なくないのも現実らしい。
必ずしも悲観すべきデータではないかもしれないが、印象に残ったデータとして書いておくことにした。
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