なぜホッケ（魚）の生魚は売られていないのか [不思議に思うこと、思ったこと]
どうでもよい話題ながら、
以前から、ホッケ（魚）の干物はあっても生魚を見ないのはなぜか、と不思議に思っていた。
鰺、鰯、鯖、鮭、カマスなどは生魚も干物も売られている。しかしホッケの生は見たことがない。なぜなのだろうか。
調べてみると、鮮度が落ちやすく、また寄生虫がいるせいらしい。
http://www.zukan-bouz.com/kasago/ainame/hokke.html
私は神奈川県在住。生のホッケを身近に見るほど産地に近くはない、ということなのだろう。と思っていたら、江ノ島水族館にはホッケがいるらしい。生魚どころか、生きたホッケが見られるとは知らなかった。もっとも調理して食べさせてくれるわけではないが。
http://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=02860
長年の疑問が解決した気がする。
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みじかくも美しく燃え [不思議に思うこと、思ったこと]
「みじかくも美しく燃え」という曲が昔から気になっていた。
曲の解説を見ると、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番 第二楽章 より、と書いてある。
なぜモーツァルトの曲が「みじかくも美しく燃え」になるのか、よくわからずにいた。思い立って調べてみたら、「みじかくも美しく燃え」という映画で使われて有名になり、今や曲名になっているのだそうである。
曲名については理解できた。では、「みじかくも美しく燃え」はどんな映画なのか。伯爵位を持つ中尉と綱渡り芸人との悲恋物語であり、題は日本では「みじかくも美しく燃え」、英語（欧米）ではその芸人の芸名から、映画も曲も「Elvira Madigan」、スウェーデン映画、ということまでは簡単にわかる。
どうせなら実際に映画を見てみよう、とレンタルDVDを探したが、レンタルどころかセルDVDも見あたらない。Amazon Instant Videoにもない。
Elvira Madigan、DVDで検索すると、アメリカの Amazon では DVD を売っているらしい。ただし、韓国製（Studio: South Korea）、All Regions、Only 4 in stock など、少し怪しい。しかも送料を入れると 3,000円近くになり、高い。お試しで見たいだけなのに、と思っていろいろ探し、結局 Fishpond.com という通販サイトで日本への送料込み 1,200 円というDVDを注文した（為替で値段が変わるらしく、きょう再確認したら1,100円）。
ところが、届いたものはPAL版（ヨーロッパのテレビ規格）。気付いたら販売元がイギリスの店だった。Region 2 （日本で再生可）を確認して注文したのだが、PAL/NTSCには思い至らなかった。
仕方なく、PCで再生。せっかくだから大画面で、と思い、HDMI でPCをテレビに接続しての映画鑑賞である。スウェーデン語で英語字幕なのだが、かなり字幕が早い。伯爵位を持つという中尉の名前、Sixten (Sixten Sparre) が Sixteen に見えて困った。確かにモーツァルトの曲が流れている。
見ての感想としては、感動的とは言えないまでも、美しく、画質もよく、（5 点満点で）3 は十分つけられる映画だった。
この映画がなぜ「普通に」売られていないのか不思議でならない。問題になりそうなシーンがあるとも思えず、手軽に見られさえすれば日本でも結構人気となりそうな映画でありながら、メジャーな会社は扱っておらず、海外の業者から買うしかない。私が買ったDVDも製造者は arrowfilms.co.uk とあり、聞いたこともない会社である。
どんな映画か、という疑問は解消したものの、なぜ「普通に」売られていないのかという、別の疑問が出てきて残ったままとなっている。
ちなみに、綱渡りという「芸」を英語で tightrope ということは知っていたが、「綱渡り芸人」を何というのかは知らなかった。英語版 Wikipedia で映画解説（Elvira Madigan (film)）を見ると、tightrope dancer となっている。dancer には違和感があるが、同じく英語版 Wikipedia で人物としての Elvira Madigan の項を見るとtightrope walker となっており、映画の英語字幕でも tightrope walker となっている。walker の方が適切だろう、というのが私の個人的意見。
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