中国企業とのおつきあい(2) バケーション中につき送金保留 [中国企業とのやり取り]
昨年初めの出来事。
本来 1 月末に送金されるはずだった前年 11 月分の報酬が、2 月半ばになっても入金されなかった。2 月初めに旧正月(春節)があり、中国の銀行が休みのため遅れた、と思ったのだが、それにしても遅い。
何度か催促のメールを翻訳の担当者に送り、経理担当に転送してもらった。ようやく経理責任者という人物からメールが来た、と思ったら、「今、バケーション中で 3 月 1 日までオフィスに戻れない。申し訳ない」という内容である。
さらに、「何十人も翻訳者がおり、取り扱い言語も多いから、処理が遅れるのを理解して欲しい」とある。
たとえ責任者がバケーション中であっても、オフィスに連絡して処理を指示すればよいだけのはずであるし、翻訳者や取り扱い言語が多いのも、このとき急にそうなったわけではないはず・・・なのだが、このあたりが中国風らしい。
さらに何回かメールをやり取りした後、その経理責任者から添付ファイル付きでメールが届いた。「たった今、送金した。送金情報は添付ファイルを参照」という内容。ようやく済んだか、と思って添付ファイルを見ると、金額も銀行も、そして・・宛名も違う。なんと別の翻訳者への送金情報を誤って私に送ってきたのだ。
私は即座に、"I am not Mr. XXX." とだけ書いて返信した (Mr. XXX は誤送金先の名前)。さすがに相手も自分のミスに気付いたらしい。いろいろ言い訳を交えて謝ってきた。そしてもちろん、その後すぐに「私の口座」に未払い額が入金された。
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